ラン考えごと

サブスリーを目指すアラサーランナーのラン考えごと

【レースレポ】第1回びわ湖マラソン(28kmDNF)

びわ湖マラソン、結果としてはまさかのDNF(28km)でした。
悔しいですが実力です。これを機に出直します。

では、自身の備忘録も兼ねてレースレポです。


滋賀入りは前日の夕方。一家全員で月曜から風邪を引き、妻子はお留守番となった。
自分はほとんど平常に戻ったものの、1週間ランできていないのが不安要素。

前日夜は実家で鍋をつつき、豚肉や蟹、ごはんなどを普通に食べた。お酒は1週間無し。

朝5時起床。夜中1,2回起きて鼻をかんだりしたが、目覚めは悪くない。今日も目やにが多かった。
歯を磨いて朝食は超熟の食パン6枚切りをトーストしてマーガリンで2枚。チョコクロワッサン1個。あとはマルタビタミンの野菜ジュースとインスタントコーヒー。
朝のお通じは順調に。最近、腸を意識して動かすことにより便を出しやすくできるようになった気がする。

ゼッケンなどの準備をしつつ、6:20に家を出る。車で最寄り駅に送ってもらい、電車で中高の友人と合流。
彼はマラソン経験豊富ではないが、この日に向けてトレーニングを重ねており今回3時間10分を目指すのだそう。
電車は京阪膳所あたりから満員になり、ぎゅうぎゅうになりながらスタート会場へ。



スタート会場には7:05くらいに着き、大分余裕があったのでまったり準備しながら、荷物預け近くのトイレに並ぶ。
陸上競技場の男子小トイレが早そうだったが、仮設もそこまで並んでいなかったので仮設トイレに。しかし意外と時間がかかり、待つ間に荷物預けの時間が迫る。友人と交代で荷物を預け、トイレも済ませる。
ここで7:55。整列も近くなってきたのでAブロック整列へ。前にはSブロックがあるが、申し分ない位置に並ぶことができた。

友人とまったり語りながらスタートを待ち、8:20にスタート。

スタートロスは30秒くらい。スタート直後はさすがに混み合っていて、競技場の外に出るときに一瞬狭くなることもあり、止まる場面もあった。その後はキロ5分くらいでは普通に走れるくらいの流れだった。

スタートしてまず気になったのは、足の圧迫感。今回、Onのクラウドフローを新品で履いたが、靴紐を締めすぎていたのかもしれない。前にも靴紐を締めすぎたときにこんな症状があった。
あとは、全体的に身体がやや重いことと、思った以上に暑く、2kmでだいぶ発汗を感じたことくらい。

身体が重いのは序盤では良く働くこともあると思って、無理のないペースで淡々と走る。時計を見るのも1kmのラップ確認程度。そこまで遅くない限りは気にせず走る。

7km辺りの近江大橋で知人の応援を受け、やや元気に。
その後10kmの帰帆島あたりでは調子が乗ってきたのか、あまり身体の重さや足の圧迫感は気にならなくなってきた。

ここからはひたすら淡々と刻む。給水は全て取ったが、やはり暑いのが気にかかる。湖岸沿いは日光を遮るものもなく、風もあまり吹いていない。これは無理したらいけないなと思いつつ、キロ5分前後を刻む。

ずっとキロ5分にちょっと足りないくらいのペースでこれまで走ってきて、このままだと3時間30分切りも怪しく、調子が乗らないなーと思っていたところ。15kmくらいから、あまり考えずに前につけばいいんだと急に吹っ切れる。
それまでは自分の体感ペースを重視するあまり、追い抜かれても気にしていなかったが、ベンチマークを決めて淡々と走る方が楽だと気づく。
そこからは目に入ったランナーにひたすらつく。すると確かに楽になった。

20kmを通過。このあたりで烏丸半島をぐるっと回る。
地面がコンクリートから砂利風の舗装路に変わり、少し脚への負担を感じる。何となく足の痛みも出だして、ちょっと嫌な気分に。ただ、このときは我慢して30kmまでいけたら何とかなるかなー程度だった。

そうして25kmまで走れていたが、ここで足裏などがどうにも痛くなり、このままはきついとペースを落としてしまった。ここからはあまり覚えていないが、25kmでペースダウンはきついな…どうしようかな…などと考えながら走っていた気がする。
そして26,27kmと走るあたりでついに歩いてしまう。足が痛いし、なんとなく力も入らない。心拍的にもきつい感じがする。

ここから最後まで走るかどうか悩んだ結果、友人を長く待たせるわけにもいかないし、帰りの新幹線もあるのでDNFを決めた。
ゴール地点が22km地点くらいのところにあるので、早くに決断する必要があった。

そこからは歩道を歩いたり走ったりし、ランナーを見ながら帰ってきた。
友人は目標には達しないも、3時間21分の力走だった。

びわ湖マラソンの反省点と収穫】
・完全に練習不足。一回の走る距離なども踏めてなかった。
・新品のシューズは自分にはまだリスクが高いかも。クラウドフローは大分固く、足への負担が大きいように感じた。
・気温が15℃を超える中、暑さ対策ができてなかった。
・風邪ぎみとなってしまった調整不良。



びわ湖マラソンそのものの所感】
・3月開催なので気温対策は必要。晴れるとずっと日差しなのできつい。
・コースは大半が1車線ぶんの幅。正直狭く、3時間30分以上かかるランナーだと集団となり走りづらいかも。
・地味にコース上の路面の凸凹が多い。
・コースのほとんどが琵琶湖沿いで、何もない。応援も多くはない。
・折返し地点がそこそこあるためスライドで会える場面は多い。
・給水や会場フォローなどは特にストレスない。
・ゴール後は陸の孤島みたいなところなので、最寄り駅までバスで30分程かかる。
・アップダウンは数か所の短い距離だけなので、多くはない。
・コースの単調さから、もとのびわ湖毎日マラソンのコースでの実施を強く熱望したい(走りやすく、応援も多いコースなので)


今回、地元での凱旋マラソンだったのでかなり楽しみにしていたところだったが、練習不良などもあり厳しい結果となってしまった。
地元でサブスリー達成……という夢はあるものの、正直記録が出にくい大会だと感じた。
来年以降出るのかどうか、出るとしたらどのような位置づけで出るか、ちょっと考えたいのが正直なところ。

今シーズンというか、久しぶりのフルマラソンはこれで終了となった。次は6月の仙台国際ハーフマラソン
暖かい季節にもなるし、仙台国際をベンチマークとして、引き続き練習を重ねていきたい。
改めてやる気を出す良い機会になった。