ラン考えごと

サブスリーを目指すアラサーランナーのラン考えごと

【レースレポ】第41回佐倉マラソン2024(10kmの部)

びわ湖マラソンから2週間。
筋肉痛はマラソン後3~4日続き、1週間後にゆるくランを再開したが、最初は走り始めてから脚の疲労感が表出し、マラソンのダメージを再確認させられた。
そこから残り1週間で何回かJogベースで練習をして、本日の佐倉マラソンを迎えた。

佐倉マラソンは10kmの部にエントリー。
佐倉マラソンといえば2019年にフルを走り、初めてフルマラソンで歩くなど撃沈した思い出のマラソン

moriiirun.hatenablog.com

もうフルはこりごりでもあったので、今回は10kmにエントリー。
佐倉は自宅から近いので、家族と一緒に来れる大会として、出たいと思っていた。

ところが当日になって、子どもが「今日は家にいる!」と言い張ったので、自分1人で参戦することに。
それでもちょこっと行って走って帰ってこられるのが近場の良いところでもある。

10kmなのでいつもと変わったことは特にしていないが、前日は普通の晩御飯(かつお&鯖の刺身&ごはん)。お酒は無し。
睡眠は大体22:30-5:50くらい。本当は5時起床で仕事をしようと思っていたが、寝過ごしてしまった。
朝ごはんは近所のスーパーのベーカリーで買ったチーズパンとさつまいもパン。あとはほうれん草オムレツとヨーグルトとサラダ。

10kmの部は10:30スタートだったが、会場までのシャトルバスが交通規制の関係で9時までだったので、それに間に合うように向かった。
大体家を8時に出て、8:42京成佐倉駅に到着。
現地についてのんびりしながら、途中買ったバームクーヘンを食べたり、9:30スタートのフルを応援したりしていた。
天気・気温は曇りがちだったが10℃以上で、寒さは特段感じなかった。
ちょっと困ったのが、スタート・フィニッシュ会場の電波が異常に悪く、基本的に圏外だったこと。家族と連絡が取れずに困った。
グラウンドなどの場所から少し降りてバス乗降場より少し先まで行けば電波は回復したが、これは来年の参加をどうしようか考えるくらい微妙な問題だと感じた。
人が多かったせいもあるかもしれないが、帰りも圏外だったのでやはり場所の問題が大きいのだろう。


今回のシューズはおろしたてのクラウドブーム。
こちら、2020年8月に楽天で買ったようで、それ以来出番がなく、今回の短距離でようやくお目見えとなった。
本来はフル未満のハーフや10kmのレースで使うために買ったものだった。
履いてみた感じ、硬さがなくとても走りやすそう。クラウドフローはいつもマラソンで履いているが、こちらは固定感はあるもののそれゆえに硬さがあり、足が疲れそうな危うさがあったが、クラウドブームはそれはあまりなさそう。ただ、カーボンが入っているはずなので、長時間走ると足への負担はあるのだろう。
服装はいつも通り、上は薄手のアンダーアーマー長袖+ホノマラ速乾半袖Tシャツ、下は半パンで。ソックスはR×LのWILD PAPER5本指。

10:10頃に荷物を預けて、トイレも陸上競技場に常設しているトイレの小はガラガラだったので特に困らず、10:20前に40-50分ゾーンへ整列した。
そして10:30にスタート。

今回の目標は45分(4:30/k)を想定していた。しかし、10km用のスピード練をしていたわけでもなかったので、どうなるかはわからないと思いつつ、無理なしないペースで気持ちよく走ろうと思っていた。
スタートしていきなり下り坂なので、適度に身を任せつつ走ると4:23/k。大体想定通りか。
このあとの平坦寄り(実際はやや上り)の1kmでどうなるかと思うと、そこは4:34/k。
これだと4:30/kペースは目標としてちょうど良いかなーと思い走る。もちろんまだ何もしんどくはない。

そのまま淡々と、あまりペースは気にしすぎず、1kmごとに時計を見て今の区間がどのくらいのペースだったかを確認しながら走る。
大体の人を追い抜きながら走ってしまうので、目標にしたりもせず。
コースも事前にちゃんと見ていなかったので、今どのあたりかもよく分からず走る。
前回のフルマラソンの記憶は無くなっていたが、10kmの区間も細かいアップダウンや微妙なカーブなどが多く、地味に足にダメージが来そうなコースだなと感じた。

いつもなら後半でペースアップを図るところだが、最初に下った下り坂が最後に上り坂として待ち受けているのを知っているので、ラスト1kmまで上げることもなく走る。
ラスト3kmくらいからはさすがにちょっとしんどくなり始めてきた感じはあったが、残り距離は余裕で走り切れそうなくらいではあった。

そしてラスト1km。ややペースを上げつつ、上り坂を迎える。
上り坂では気合を入れて頑張ろうと強度を上げる。さすがに最後登りきるところで全身の重さを感じたが、なんとか登り切り、最後200mもペースを上げてゴール。
この最後の1km区間はさすがに心臓がはちきれるかと思った。後からHRを見るとなんとHR207という高強度っぷり。こんな強度で走ったのはいつ以来だろうか。

結果、グロスで44:07、ネットで43:59ということで目標の45:00はクリアー。

フルはバテバテだが、10kmであればそれなりに走ることができるというのを実感。やっぱり長距離の練習をしないとな。

完走後は家族が家で待っているので、着替えてすぐにバスに乗って、12時前には電車に乗り家に帰った。
完走後の疲れとしては、足がちょっと筋肉痛になりかけている感じ。

というわけで、久しぶりの10kmレースも無事に終えた。
ここでびわ湖同様、ポイントをYWTで振り返ってみる。

Y:10kmレースはスタミナよりも心肺がポイントになるだろうと思い、呼吸や心肺的なしんどさを重視してレースした。
W:やはり心肺がネックというのはおおよそ当たり。一方で低い心肺で走るための脚づくりやリズムも大事そう。
T:普段の練習でも、たまには心肺に強度をかけるスピードなどを取り入れると良いだろう。特に月間走行距離が100kmを超えるくらいだと。

Y:クラウドブームは結構いい。フルでももしかしたら使えるかもしれない。何より足に優しくフィットする感じがする。
W:クラウドフロー信者になりすぎていたのかも。数年前とはシューズのトレンドも変わっているので、2024年はシューズを吟味していくのが良いか。
T:6月の仙台国際ハーフマラソンクラウドブームで走ってみる。足がもつかどうか。