ラン考えごと

サブスリーを目指すアラサーランナーのラン考えごと

26kmロング走/大迫選手の本

 いよいよメルボルンラソンまであと3週間。今シーズン最初のフルマラソン
最初なのでフルマラソンの感覚を思い出す意味合いも大きいのでベストを狙いにいくというよりは、着実に成果を得て次に繋げたいところ。

 というわけで、これまでは夏仕様でスピード養成を中心に、あまり距離を一度で踏むことはしなかったが、そろそろということでロング走を実施。最近涼しくなってきてロング走日和か?と思っていたら今日は台風一過の影響かまさかの晴天30℃超え。それでも真夏の暑さよりはマシだろうと慣行。時間的制約などから25km目標に河川敷を往復。

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 確かにここ数日の中では結構暑く、体温がかなり上昇しているのを感じたが何とか走り切った。途中15キロ地点でザバスピットインと自販機でグリーンダカラ250mLを摂取。気温はあったが風もかなり強かったので、汗の蒸発による気化熱で何とか走り切れたのかなと思う。あと日焼け止めを塗ったのも大きいかも。日焼けによるダメージは走るうえでは確実にあると思うので、フル本番でも日焼け止めを塗って挑もうかと思っている。
 LSDのようにわざと遅いペースを作ろうとすると自分の場合はかえって足にかかる負担が大きくなり、故障のリスクがあると考えているので、ペースは遅すぎず、しっかりと体力を残して出し切らずに走り切れるペースで。リズム良く走れる身体の実際の意識を大切にした。時計は基本的に見ずに、1キロ毎のラップ時に体感とペースを確認する程度。
 この気温で5:15/kであれば、真冬だと4:50/kくらいの負荷かな。暑いので必然的に心拍数も上がってしまったが、気持ち的には余裕があるペースだった。しかしこれだけの距離を走るのは久しぶりだったので走り終えた後はしっかりと脚に疲労が溜まっていた。疲労が溜まるということはやはり脚が長距離に慣れていないということなので、練習による伸びしろがあるということでもある。


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大迫選手の本が発売したので読んでみた。

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 感想として一番抱いたのは、大迫選手も普通の人間なんだなってこと。この本自体は大迫選手のこれまでの人生や考え方などが書かれており、読めばランニングに関する大きな収穫があるというわけではないと感じた。ただ、マラソン選手の読み物って意外と少ないので、そんな中で異色の選択をした大迫選手の考えがこうやってまとめられるのは非常に嬉しいことだと感じた。
 改めて感じたのは、フルマラソンは本当に心技一体となったスポーツだということ。練習で身体ができていないと絶対に走り切れないし、かといって精神的な支えがなければ絶対に訪れる辛い瞬間にペースを維持できなくなる。大迫選手も練習を通じて身体だけでなく精神も鍛えているんだなと感じた。
 個人的には後半にあるQ&Aの適当さが一番面白かった。笑