ラン考えごと

サブスリーを目指すアラサーランナーのラン考えごと

JALホノルルマラソン2019【当日編】

ホノルルマラソン当日のレポ
ホノルルマラソンに今後出る人へのアドバイス

ホノルルマラソン当日のレポ

 ホノルルマラソン完走。
 結果は3時間37分。
 いうまでもなく厳しい結果となった。

f:id:moriiirun:20191209144853j:plain

f:id:moriiirun:20191209144908j:plain

f:id:moriiirun:20191209144926j:plain

 ここから当日の流れを時系列的に。

 前日は20時頃に就寝し、2時に起床。夜中何度か目が冷めたが起きたときの感じはそこまで悪くなく、眠気もそんなになかった。
 朝ごはんは昨日買ったサンドウィッチとベーグル。そこそこ満腹に。2時間前にさらにマフィンとアミノサウルスを摂取。今思えばレースまでの時間が短いのに少し食べすぎていたかもしれない。

 そこからまったりし、4時にホテルを出てスタート地点へ。なんだかんだで時間がかかってギリギリの整列となり、あまり余裕がなかった。
 緑色はエリートの後ろの列というように、申告タイム別に一応整列場所が指定されているが、旗などの案内が分かりにくすぎて全く機能していない。スタートコース横の公園は比較的動きやすかったのでそこからショートカットして何とか前の方へ。スタート5分前くらいだった。周りは明らかにレベル不相応の人もたくさんいる感じ。

 そしてスタート。やはり遅い人も多く、全然思うように走れず少しいらついてしまった。人をかきわけ500mほどでそれなりに快適に走れるようになる。最初の1kmが遅いのはまあ仕方がない。
 1km走って既に汗がたらーっと落ちてくるくらいなのがふと気になった。今まで日本で寒い中練習してきてこの気候でのフルは大丈夫かなと。
 次の2km目はおよそ順調なペースだが、ふと心拍数をみたら既に175bpmと表示されていて焦る。

 そこから数キロ走り、練習では軽く出せていた04:20/kのペースが軽く出せないことを感じる。何となく身体が重く、どっちが先の原因か分からないが心も乗らない感じがしていた。謎に焦っていた感じもするような気がする。

 当初04:20/k以下のペースを目標としていたが、これにこだわりすぎると身体がもたない気がしたので、まずはフルでもちそうな体感ペースを意識して走ることに切り替える。それで10キロくらいまでは淡々と進めた。しかしやはり汗は多く手で何度も拭った。
 14キロを通過し、あと1/3かーなんとかもつかなーと思っている一方で、メルボルンのときとは違って余裕がない自分にも気付いていた。そして、ペースを体感に任せていると04:30/kをキープするのもしんどい。

 色々心の中で葛藤し戦っていたが、そもそも前半でこれだけ葛藤しなければいけない時点で勝負は決まっていたのだろう。自分の意外と淡白なところともいえるのか、18km地点くらいでこれは自己ベストは無理だと思ってしまい、足が止まってしまった。

 それからは今年の佐倉のように中々辛いレースとなった。不思議なもので、高強度だが快走できているときより、低強度でも鈍走している方が疲れがひどい。
 途中30-35キロ地点では日本語が達者なアメリカ人ランナーに話しかけられて、ずっと話しながら並走していたので気は紛れたが、そのときのペースの維持も厳しく、38キロくらいで歩いてしまった。
 走り出そうとすると足がつりそうになり満身創痍。何とかラスト1kmは走ってゴール。最後は人が少ない中センターを走れたので少し気持ちよくなって4:03/k出ていたのは救いかな。

 ゴール後もいつも以上に足が痛い気がして、へとへととホテルへ帰着。いつものことだが頭が痛いので少し仮眠。
 一緒に出ていた妻は体調が悪く棄権した。無理しなくて本当に良かった。今回のホノルルは小雨など一度も振らずかんかん照りで、途中倒れてた人も結構いた。

 何はともあれ今回の結果は非常に残念なもので、特に練習がそこそこできていた気がしていたぶん、しっかりと原因をふりかえり改善していかないといけないと思う。
 今考えている反省点(見直すべき点)としては、

・レース前の食事(食べすぎて胃に負担がかかり身体が重くなったのでは)
・レース前の調整練習(自分にとって走り過ぎだったかもしれない)
・暑い中でのレースプラン(ベストを目指すのは難しく、妥当なペースを意識すべきだった)
・時差ボケ(ホノルル5時スタートは日本の0時。前日入りで身体を順応させるのは難しいか)
・練習内容の見直し(粘りをつけるべく長距離の練習は必要)

 などが挙げられるのではと考えている。
 失敗は悔しいが、しっかりと反省点に目を向けて、次は今シーズン早くも最終レースとなる静岡マラソンに向けて頑張っていかねば。今年はレースを減らしたことでしっかりと練習できるのは良かった。

 そういえば、今回のホノルルマラソンでは大迫選手が急遽前日エントリーして密かに走っていたらしい。
 ハイウェイの22kmくらいで日本人ランナーの1位がどうみても大迫選手で、そんなはずは!?と思って二度見してしまったが本当だったとは…。これは中々個人的に盛り上がってしまった。

ホノルルマラソンに今後出る人へのアドバイス
・冬の日本から来てレースすると大分暑く感じるので、日本と同じペース配分にしないこと。
・時差ボケは思った以上に出る可能性があるので、可能なら2日以上前にホノルル入りすること。

#ホノルルマラソン
#参戦記
#参加記
#JAL Honolulu Marathon 2019
#フルマラソン
#ハワイ
#Hawaii