ラン考えごと

サブスリーを目指すアラサーランナーのラン考えごと

30km走を淡々と。

 いよいよ年末年始休みも終わり。多少食べ過ぎた年末年始の身体に喝を入れるべく、連休最後の日はスタミナ養成の30km走を実施。

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 *シューズ:クラウドX、ソックス:R×L WILD PAPER 5、ランパン(ロング)、アンダーアーマー薄長袖、ウインドブレーカー

 30km走自体が今シーズン初めてなので、まずはバテずにしっかり走り切ることが目標。その上でペースとしては5:00/k前後で押していければいいなあと思っていたが、想定以上の出来だった。

 スタートして体感的にちょうど良いかなというペースで数キロ走るといずれも5:00/kより早かったので、今日の目標を5:00/kアンダーに設定。そこからは1km毎の時計音以外は時計を見ず、無理なく走れるテンポで淡々と刻む。
 15kmでは走りながらザバスピットインピーチ味を投入。17kmでは2分ほど止まって自販機で水を購入し、200mLほど飲んだ。それ以外は文字通り止まることなくノンストップだった。

 シューズの紐をややきつく締めすぎたのか、スタートして数キロは左足の圧迫感や足底がのびる感じがやや気になった。それもしばらく走るとそこまで気にならなくなった。
 10-20kmくらいでは膝の凝りからくるような小さな痛み(よく出るやつ)があった。これも後半はそこまで気にならなかったし、終わった今でも特に気になることはなし。

 それ以外は今日は本当に淡々と走れたトレーニングだった。呼吸も乱れず、主に意識したのは肘の角度や無理なく身体を推進できる腕振りの部分。後半になって肘を引く意識を思い出し、やっと身体がつながった感覚があった。頭の中では箱根駅伝の相澤選手や館澤選手のフォームをイメージした。あのようなガッチリしたフォームが自分には合っているというか、自分の理想にしたいフォームであるように感じている。

 15kmで折り返してからは気持ちギアを上げつつも、最後にバテては意味がないのであまり飛ばすことはなく淡々と。ラスト5kmくらいから少しパワーを解放できてきた気がする。ラスト1kmは気持ちよくペースを上げてフィニッシュ。これでも出し切るという感じではなく、それで4:10/kを切れているのは非常に良い傾向だと思う。
 ラスト5kmくらいからはさすがに脚に痛みや疲れが出てきて、ほんの少しつりそうな感じもあった。30km走が終わってダウンしている間も、信号などで止まると脚がつりそうになる。
 単なるトレーニング中のミネラル不足なのかもしれないが、もしかしたらスピード強度を上げてくると人間の身体特徴上、脚のつりは避けられなくなってくるものなのかもしれない。静岡マラソンサブスリーを狙うにあたり、初めてのスピードなのでつらないといいけどなあと思う。


 ところで、30km走といえば3年前に東京マラソンでベストタイム3時間6分を出した時に直前の東京30kに出て練習がてら30km走をしたのが思い出される。その頃の結果を引っ張り出してみてみると、Aveペースが4:46/kと今日とほぼ同じ。
 この時はラスト3kmは爆上げしているので、平均ラップは同じくらいか今回の方がやや早いとみえる。一人練で淡々と走ってこれだけのペースが出せているのは良い傾向だと思うので、引き続き頑張っていきたいところ。

 昨日1ヶ月のメニューを立てて早速の変更となるが、今日30kを走ったので来週はスピード養成のインターバル走かな。ハーフ用に買ったターサーエッジも試してみたい気がする。


・おまけ1:今日は多摩川にて多摩川ラソングランプリが行われており、多くの選手がハーフやフルを走っていたようだ。多摩川のあまり広くない場所でのレースは個人的には賛同できないというか、リスクも大きいと考えているので自分は参加しないようにしている。それにしても正直なところ応援や景観が良いとはいえないこの大会に出られている皆さんは本当にリスペクトだと思う。

・おまけ2:30km走中に箱根駅伝にも出場している某大学のトレーニングとすれ違った。7名ほどだったのでどのメンバーかは分からないが、履いているシューズはそれぞれで、ナイキですらない人も結構いたように思う。ちょっと前にツイートしたが、シューズに関してナイキVFが様々な注目を集めている中思うのは、シューズの価値はレース本番のパフォーマンスを上げることだけではないということ。トレーニングにおいて最適なパフォーマンスを出せるシューズや、その他色々な目的のシューズがあって当然なので、狭い視野で物事を見ないようにしたいなと思うところ。